内装仕上工事とは
内装仕上工事とは
内装仕上工事とは、コンクリートなどで造られた建物の中に、天井や壁、床などの作成、畳やふすまの工事、防音などそこで生活する人が安全で快適に過ごせるように仕上げる仕事です。もちろん、骨組みとなる建物の外側をしっかりと築き上げることも大切な仕事で、そこに齟齬があれば重大な支障をきたしてしまう場合もありますが、住み心地などに大きな影響を与えるのは内装仕上げ工事だと言えるでしょう。床が傾いていたり、屋外の小さな音まで部屋の中に聞こえてしまったりしたのでは快適な生活を営むことが出来ません。内装仕上工事は、建物の最終的な仕上がりを決める大切な仕事なのです。
内装仕上工事の具体的内容
内装仕上工事の具体的な内容としては、インテリア工事、天井仕上工事、壁張り工事、内装間仕切り工事、床仕上工事、畳工事、ふすま工事、家具工事、防音工事などがあります。 障子の紙を貼ったり、窓にブラインドを取り付けたりすることも内装仕上工事の中に含まれます。 リフォームで行われることもほとんどが内装仕上工事です。 内装仕上工事では、このような様々な生活に直結する部分の工事を行うのです。
内装仕上工事に必要な技能
内装仕上工事と一口に言っても、そこには様々な技能が必要になります。 軽量鉄骨などを使って天井や壁の骨組みを立てて下地を作る鋼製下地組立工、 木製や鋼製の下地に石膏ボードや合板などを貼るボード張り工、天井や壁などの下地に壁紙を貼る壁装工、 床にシートを張ったりカーペットなどを敷いたりする床仕上工などの技能を持った職人が内装仕上工事を行うのです(資格の名称とは違います)。 最近では、一人で複数の工程をこなすことの出来る多能工も登場しています。